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木下弾で浦和撃破 7カ月ぶりホーム白星

浦和レッズ戦でゴールを決めたFW木下康介⑮とマテウスサビオ

 明治安田J1リーグで戦う柏レイソルは4月12日、ホーム三協F柏スタジアムに浦和レッズを迎え、1―0で勝利した。昨季9月の横浜F・マリノス戦以来、何と7カ月ぶりのホーム戦白星に凱歌が鳴り響いた。
 今季のレイソルは開幕3戦で2勝1分と好発進したものの、3月9日のジュビロ磐田戦以降4試合勝利から遠ざかっていた。さらに、パリ五輪の予選を兼ねたアジアカップの日本代表にFW細谷真大、DF関根大輝が選出されたため、両選手が不在の中での戦いが続く。

4シーズンぶり 浦和に勝利 

 浦和戦は、レイソル守備陣が奮闘。強力な攻撃陣を持つ浦和を封じた。
 前半、レイソルはコンパクトな守備から攻撃に転じチャンスを作るも、あと一歩のところで浦和ゴールを割ることができなかった。後半、FW木下康介、MF島村拓弥を投入。木下が期待に応え27分、FWマテウスサビオの右からのクロスを右足で合わせ、値千金のゴールを決めた。守備陣がその1点を守り抜き、2020年以来、4シーズンも勝てていなかった浦和に勝利した。
 井原正巳監督は試合後、「サポーターの素晴らしい声援が本当に後押しになった。なかなか昨年から勝利を届けられていなかったので、今日勝てたのもサポーターのみなさんのおかげだと思っているし、結果が出てよかった」とサポーターに感謝し、ホームでの勝利にホッと胸をなでおろした。ゴールを決めた木下康介は「去年からホームでずっと勝てていないという話は聞いていた。チーム全体の思いとしてサポーターも含めて、本当に勝ててよかった。引き分けが続いていたので、今日は失点ゼロで守っていい形で勝てたと思う」と話した。今季、浦和から完全移籍となった犬飼智也は「まずは、久々にホームで勝てたことがすごくよかったと思うし、個人的には、古巣戦で勝つっていうのはやっぱり一味違う気持ちよさがあるなと思う。今日は守り方や準備してきたことをほぼパーフェクトでできたと思う」と力強く語った。

  

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