2021年5月の話題

過去の話題一覧

我孫子市成田線が開業120年

出発式で発車合図を送る村田憲治駅長と1日駅長の小学生=我孫子市

 JR成田線の我孫子~成田間が、開業から今年4月で120周年を迎えた。両先頭車両に特別なヘッドマークをつけた記念列車が運行されているほか、歴史を振り返るデジタル写真展などが開かれている。

記念列車運行中
 記念列車の出発式が4月30日、JR我孫子駅で開かれた。1日駅長を務めた市内の小学生3人が、左手をあげて「発車」の合図。午前10時47分、5両編成の列車は成田へ向け、4番線ホームを出発した。
 お祝いと感謝の気持ちを込めて列車に手を振る企画も実施され、「おめでとう120周年」と書かれた小旗を振る園児や児童の姿が沿線各所で見られた。記念列車は5月末ごろまで運行される。
 成田線開業120周年記念事業は千葉、茨城両県の4市3町でつくる成田線活性化推進協議会とJR東日本が主催。記念列車のほかにも、さまざまなイベントが用意されている。

デジタル写真展
 同協議会のウェブサイトでは、市民から提供された鉄道写真などを紹介するデジタル写真展「懐かしの成田線」が開かれている。第1編「在りし日のSL~パート1~」から第6編「懐かしの湖北駅・布佐駅」まで、計約50枚の写真を順次掲載していく。
 10月には、木下駅や安食駅などから周辺のハイキングを楽しむ「駅からハイキング&ウォーキング」が開かれる。4月に第1弾「利根町の桜と小林一茶の句碑めぐりハイキング」が開催され、好評だったという。
 総延長119・1㌔の成田線のうち、我孫子~成田間32・9㌔は1901(明治34)年4月1日に全線開通した。同区間の利用者は1993年度をピークに減少傾向にある。同協議会は沿線の活性化と利用者の増加を図るため、駅からハイキングや各駅停車スタンプラリーなどを通して地域の魅力発信に努めている。

SDGs わが街の一歩 持続可能な開発目標4ガールスカウトの取り組み
気候変動を米作りで学ぶ

  千葉ニュータウンのガールスカウト千葉県第63団(柴田加寿子団委員長)は昨年、小学生のスカウトたちが地元で環境保全活動に取り組んでいる市民団体の指導の下、1年間お米作りに挑戦した。
 コロナ禍で自粛期間中の昨春、ステイホームプロジェクトのひとつとして、各家庭で種もみから苗を育て、6月初旬に苗を持ち寄って初めての田植え。8月、川の生き物観察会を行い、外来種や在来種についても学習。11月、農機具のかまを使っての稲刈り。共に食する機会はなかったが、収穫の喜びを味わった。12月、稲わらを使って「縄をなう」お正月のしめ縄リース作り。1年間、初めて尽くしの米作り体験になった。今年も5月末の田植えから始動する。団委員長の柴田さんは「子どもたちが1年間のお米作りを通して未来のために自分たちで考え行動できる人になってほしい」と願っている。

鎌ケ谷市鎌ケ谷市制50周年
記念ロゴマークが決定

西村貴之さん作

 今年9月1日に市制施行50周年を迎える鎌ケ谷市では、記念のロゴマークを全国から募集。市内外から287作品の応募があり、市職員の投票や市民の意見をもとに優秀作品2点が決定した。
 優秀作品の1つは、市内在住の西村貴之さんが市の花キキョウや鎌ケ谷大仏、北海道日本ハムファイターズなど、市の魅力をアイコン化。「アニバーサリー感と親しみやすさをイメージした」という。
 2つ目は、京都市在住の居関孝男さんの作品で、鎌ケ谷市のマスコットキャラクター「かまたん」をデザインに取り入れ、下部の直線基調の文字で地盤が固く「ゆれない地」を表現。今秋、このロゴマークが市内のあちこちに登場予定だ。同市ホームページ(https:// www.city.kamagaya.chiba.jp/sesakumidashi/50th_anniversary/logo/index.html)に、全応募作品を公開中。

松戸市デリバリー開業の支援へ
松戸にレンタルキッチン誕生

コワーキングキッチンズ松戸

 ベンチャー企業や起業家の支援を行う株式会社あきない総合研究所(細野耕平代表取締役)が3月31日、松戸市稔台にデリバリーレストランの開業に特化したレンタルキッチンスペース「コワーキングキッチンズ松戸」をオープンした。
 厨房設備の整ったキッチンを月極と時間貸しの2プランで提供し、飲食業に挑戦する起業家や、コロナ禍で閉店を余儀なくされ再チャレンジしたい料理人などを支援する。
 月額13万2千円からの完全個室3室と、1時間1100円~1650円(時間帯による)で利用できるシェア型キッチン1室を備える。月額制利用者にはビジネス支援も行う。問い合わせは、同社事務局(050―3623―4477)。

つくば市夢に描いた介護施設完成
サンシャインつくばリゾート竣工

完成の挨拶をする今川会長

  茨城県つくば市を拠点に医療・介護のサービスを展開する今川医療福祉グループが4月20日、「介護付き有料老人ホーム サンシャインつくばリゾート」の竣工式を行った。
 同グループの今川会長は心からのおもてなしと、新たな寛ぎのセカンドステージを長年思い描いてきたという。「新しい時代に、私の思いを詰めた介護施設を完成させることができました」と竣工の喜びを語った。つくばの地に、シニアの新しいライフスタイルが完成。早くも注目を集めている。

北西部10市の119番一括受信
北西部消防指令センター始動

ちば北西部消防指令センター

松戸、柏、習志野、八千代など県北西部10市の119番を一括受信し、救急車などを手配する「ちば北西部消防指令センター」の業務が始まった。通報の仕方は従来通りだが、特に携帯電話の場合、最初に市名を伝えるよう、各市は勧めている。
 同センターは2013年、松戸市消防局を拠点に松戸、市川、野田、流山、鎌ケ谷、浦安の6市で先行。2月から柏、我孫子、習志野、八千代の4市が加わって再スタートした。
 管内人口256万人。119番通報1日450件、年16万件を想定し、各消防本部から職員計66人の派遣を得て対応している。
 管内は東京のベッドタウンとされる人口密集地。共同化により、構成市にとって単独整備より低コストで、多様なニーズに対応する高度、高機能の通信機器や聴覚障害者用のシステムなどを導入している。
 通常業務のほか、隣接同士で緊急時に必要な救急車、消防車両をサポートしたり、大規模災害時に迅速な応援態勢を築いたりのメリットもある。
 県内の119番体制は、千葉市消防局を拠点とする県北東部・南部43市町村の「ちば消防共同指令センター」(管内人口310万人)、ドクターカー運行のため、独自に取り組む船橋市という3ブロックに分かれた。

習志野市習志野の消防新庁舎完成

習志野市の新消防庁舎。右奥は旧庁舎

 「ちば北西部消防指令センター」に加入する習志野市消防本部の新庁舎が完成した。旧庁舎の西隣に地上3階建て(延べ床面積3628平方㍍)で総事業費は23億円。
 1階に90人分の防火衣を備える出動準備室、新型コロナなど感染症対策の救急消毒室が新規に設けられた。2階は仮眠室にシャワー室、トレーニング室。3階は本部事務室のほか、屋内訓練室や、旧庁舎跡に訓練棟と一体の施設ができる予定。

流山市市民版まちづくり構想を絵図面で提言
小瀧康男さん(72) 流山市在住

自身が設計した「みやぞの野鳥の池」を背に=流山市

 名刺の肩書は「共生プランナー」。自然と人間、価値観の違う人と人が共に生きる、という意味の肩書を名乗り、流山市や野田市で「市民版まちづくり構想」の絵図面などを描き、提言してきた。
 日本大学生産工学部を卒業。松戸市内の土木建設会社に勤務し、流山市との境を流れる坂川の改修工事などにも携わった。1991年に42歳で独立。個人で設計の仕事を始めた。
 市民活動の原点は、野田市の通称「福田の森」にある。市が進める市営ゴルフ場の計画変更を求め、93年に仲間と「野田の里山を考える会」を結成。生態系が観察できる「里山自然公園」を整備する対案を市に提出した。「残念ながらゴルフ場になってしまいましたが、提案した内容は様々な形で生かされています」
 同じころ、流山市では常磐新線の開通と大規模な開発が予定され、まちが大きく変わろうとしていた。市民が知恵を出し合う「流山市民まちづくりネットワーク」に参加。96年末に「市民版マスタープラン」をまとめた。報告書のタイトルは「こんなまちに住みたい」。イメージ図を作成し、「当時の市長に緑の多い将来像を高く評価していただきました」。
 公益社団法人「日本都市計画学会」の学会誌が、今年1月号で「都市マスタープランは進化・深化したか?」と題して特集。そのなかで流山市の市民版マスタープランがイメージ図を添えて紹介された。
 野田市の東京理科大学で開かれた公開講座「まちづくり講座」に10年以上通った。受講生らで「手づくりまち工房・のだ」を結成。心の豊かさに重点を置いた将来像を話し合い、2001年に市民版まちづくりプランの提言書「風吹き はじける醇(あじ)なまち」をまとめた。
 利根運河にも思い入れがある。流域を自転車でくまなく巡り、絵地図を作成すること2度。「利根運河のサポーター」を自認する。
 2年前に心臓のバイパス手術を受け、現在もリハビリ中。「できることは限られていますが、何ができるかを考えていきたい」と思っている。「団塊世代として社会に対するけじめをつけていないような気がします。それが何なのかが、よくわからない。道半ばです」 (遠藤秀美)

映画「お終活」5月21日全国公開
柏の女声合唱団も登場

  昨春、柏日本閣でロケを行い、柏の女声合唱団も出演する映画「お終活 熟春! 人生、百年時代の過ごし方」がいよいよ5月21日全国公開だ。
 物語は、熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社の男から紹介された終活フェアをきっかけにてんやわんやの大騒ぎ。人生百年時代と言われる今、定年後に訪れる「熟年の青春=熟春」を明るく迎えるために人生整理に動き出す家族の騒動をコミカルに描いた「笑って」「泣けて」「役に立つ」ヒューマンコメディ。
 劇中で熟年夫婦の妻を演じる高畑淳子さんが参加するコーラスグループとして「柏プリムラ・エ・コール」の指揮者、ピアニスト、メンバー26人と、その家族、友人らが登場する。日本閣の美しい庭園と、地元合唱団の歌声にも注目。
 出演は、水野勝、剛力彩芽、橋爪功、高畑淳子ほか。脚本・監督は、香月秀之。主題歌「切手のないおくりもの」は財津和夫。挿入歌「青春の影」はチューリップ。エリア内の上映館はMOVIX柏の葉ほか。

オンエア情報発酵食品で健康ライフ
柏市動画チャンネル

  市民を感染症から守るため、免疫力を高めて健康に過ごしてほしいと、柏市中央公民館が免疫力アップに効果的な発酵食品について学べる動画「発酵食品で健康ライフ」を配信中。
 弊紙エコクッキングの執筆者で日本糀文化協会代表理事の大瀬由生子さんによる「1分みそ汁」や「魚の粕漬け」、「フルーツビネガー」など、甘酒、味噌、酒粕、酢、醤油、みりんの6つの発酵食品について簡単レシピ全12回分を公開。
 発酵食品の食事効果や豆知識のほか、流山市のみりん作りなど、地域の食にまつわる歴史も紹介している。
 動画は、柏市動画チャンネル https://www.city.kashiwa.lg.jp/koho/movies/5ch/hakkoshokuhin1.htmlから視聴できる。

映画5/30 ショートフィルム試写会ご招待
キネマ旬報シアターで

  柏市出身の荒井智晴さん(33)による初監督映画作品「パワーリフティング」のショートフィルム試写会へ、読者50人をご招待。
 柏市内のジムを舞台に、足の悪い高齢女性が筋力を鍛えて歩けるようになったばかりか、パワーリフティングに挑戦し、日本記録超えの快挙を達成した実話を元にしたヒューマンストーリー。キネマ旬報シアターで14時~15時30分。感染予防のため、定員半数で開催。
 残り10席。ご希望の方は朝日れすか編集室(04・7143・4021)へ。

   

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