2023年7月の話題

過去の話題一覧

柏市藤井竜王・名人 AIを語る
将棋ソフト「ポナンザ」開発者と対談

対談する藤井聡太竜王・名人(左)と山本一成さん


 将棋の藤井聡太竜王・名人(21)が、柏市で開かれた第8期叡王戦記念イベント(三井不動産主催)に出席し、世界で初めて現役棋士を破った将棋AI(人工知能)の開発者、山本一成さん(37)と「AIが人生に与えた影響」をテーマに対談した。親子将棋教室にも飛び入りで顔を出し、子どもたちを喜ばせた。

柏で叡王戦記念イベント
 第8期叡王戦五番勝負は藤井叡王が3勝1敗で3連覇を果たした。2勝2敗になった場合はイベントが開催された6月17日に、同市の柏の葉カンファレンスセンターで最終第5局が行われるはずだった。
 将棋コンピューターソフトは2010年代に入って劇的に進化した。東大将棋部出身の山本さんが開発した将棋AIソフト「PONANZA(ポナンザ)」は13年、ソフトと棋士との対抗戦「電王戦」で勝利。17年の電王戦では当時名人の佐藤天彦九段を破り、棋界に衝撃を与えた。

形勢判断に効果
 藤井さんは7年前からAI研究を導入。ある局面の指し手を数値で評価してくれるので、「形勢判断の力を大きく伸ばすことができた」と話す。愛知県在住のため、ほかの棋士と練習将棋を指す機会が少ないこともあり、「ふだんはAIを活用して勉強するのがメインになっている」とも。
 将棋界におけるAI効果について、山本さんは「野球みたいにスコアがわかるようになった」と語り、自分では将棋を指さない「観る将棋ファン」などが増えたことを喜ぶ。

温故知新も大事
 藤井さんが、AIよりも早く発見した最善手で勝負を決めることがある。「AI超え」といわれる藤井さんの「先を読む力」に、日本を代表するプログラマーの山本さんも脱帽。「単純に藤井さんが強いということです」とたたえた。
 藤井さんは「AIが強くなったことで従来の戦法が大きく変わっている」とし、こう続けた。「廃れていた形が再評価されることもあり、そういったところにも新しい発見があるのかなと思いました。AIに近づけるだけでなく、ほかのところからも学んで自分の将棋を面白くしていければ」
 山本さんは現在、柏の葉を拠点とする「Turing(チューリング)」のCEO(最高経営責任者)として、AIによる完全自動運転EV(電気自動車)の量産をめざしている。藤井さんは「免許をもっていないので、自動運転の実現を心待ちにしています」と期待を寄せた。
 藤井さんは対談後、柏の葉小学校の児童と保護者を対象にした親子将棋教室にサプライズで登場。「将棋の楽しさ、面白さを知ってください」と、未来の棋士たちに呼びかけた。
 小学2年生の眞梶陽翔さんは「会えてうれしかった。将棋を覚えたいと思いました」。付き添いで埼玉県さいたま市から来た祖父の興治良一さん(79)は「孫と将棋ができたら楽しいでしょうね」と話した。

SDGs わが街の一歩 持続可能な開発目標30

持続可能な観光地として
ロゴ認証で我孫子市をPR

 我孫子市は、観光庁から持続可能な観光へ取り組む姿勢を評価され、今年5月、県内では初めて「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」のロゴマークの使用を認められた。持続可能な観光とは、観光客、産業、環境、受け入れ地域の需要に適応しつつ、現在と未来の環境、社会文化、経済への影響に十分配慮した観光のこと。
 同市はガイドラインに取り組むことを観光計画等に明記し、職員はトレーニングプログラムを修了するなど、このほど所定の条件を満たしたという。今後はロゴマークを使用し、市の持続可能な観光への取り組みをPRしていく。まず、来月開催の手賀沼花火大会の募金や道路清掃のボランティア募集を行っていくほか、ガイドラインを実践し誰もが安心して訪れ、住むことのできる地域づくりを目指していく。

柏市8/20(日)第18回定期演奏会
柏少年少女合唱団 歌いつなごう! 未来へ

これまでの定期演奏会の様子=同合唱団提供

 柏少年少女合唱団(鮎川真里代表)が4年ぶりに観客を招いての定期演奏会を8月20日、柏市民会館大ホールで開催する。
 柏市松葉町を拠点に1987年発足。「歌が好き」という一つの思いを胸に柏市内をはじめ、近隣から集まった4歳から大学生までの総勢47名のメンバーが、今回のテーマ「歌いつなごう! 未来へ」を、心を一つにお届けする。
 コロナ禍で歌うことの難しさを実感。多くの制限がある中でも、感染対策を優先させながら、歌うことを止めなかったというメンバー。マスク着用での厳しい練習を重ねる中、昨年は新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でプロの音楽家の皆さんと共演を果たすなど、歌い続けたことで貴重な経験も。
 今回のステージは2部構成で、第1部は合唱曲を学年ごとに、長年大切に歌い続けているという「HEIWAの鐘」も披露する。第2部はミュージカルの名曲を歌う。新入団者募集中。
日時/8月20日 14時~
会場/柏市民会館
料金/800円
 詳細は、TEL04(7161)3407 同団の里井さんまで。
 チケットのお申し込みはコチラから。

8/1(火)~31(木)まつど一斉健康ゼミ
松戸市内22カ所で

目指せ!健康寿命100歳

 松戸市薬剤師会では、健康に過ごすコツを伝える少人数制のゼミを市内22の薬局や医療機関などで開催。薬剤師や管理栄養士などが講師を務め、プロならではの専門的な知識や情報、コツを伝授。フレイル予防、熱中症対策、栄養相談など各会場ごとにテーマ、開催日時が異なる。参加費無料。事前申込制。目指せ、健康寿命100歳。
 各会場の開催日時と申込方法はホームページで「まつど一斉健康ゼミ」と検索して確認することができる。
 問い合わせは、TEL047(360)3600 松戸市薬剤師会事務局へ。 ※ゼミの申し込みはできません。
 詳しくはコチラから。

十五夜ライブ 日本閣で料理と歌とフラと
9/29(金)柏日本閣レストランで

 中秋の名月の十五夜は、お月様にお供え物をして秋の収穫に感謝する農業の行事と結びつき「芋名月」と呼ばれることも。今年の十五夜は9月29日(金)。柏日本閣ガーデンビューレストランでは一夜限りの十五夜ライブを開催。演奏は、沖縄の歌姫「美織」とギター田中秀樹、キーボード伊藤辰哉、マリンバ宮野下シリュウ。沖縄の名曲「童神」と、Fly me to the moonをマカレア理恵がフラで表現する豪華な共演に。
 スタートは18時。ライブは、お食事後の約50分。日本閣の美しいお庭を望むテラス席でゆったりと、十五夜を愛でながら料理と歌とフラと、ご堪能ください。
★十五夜ライブ
チケット料金 お一人9000円(食事、フリードリンク付・税込)
ご予約は、お早めに。
柏日本閣 04(7146)2222

我孫子市緑のポラス設計住宅が
日本初のiFデザイン賞(戸建)受賞

iFデザインアワードを受賞した住宅の前で設計担当の山下隆史さん(左)と山崎正吾さん=リーズン我孫子

 我孫子市の志賀直哉邸跡近くにある戸建分譲住宅「リーズン我孫子 綴(つづり)のまち」(全4棟)が、世界3大デザイン賞のひとつ「iFデザインアワード2023」を受賞した。この分譲住宅はポラスグループの中央住宅(埼玉県)が昨年1月に竣工した物件で、日本の戸建分譲住宅として初の受賞という快挙だ。
 「iFデザインアワード」は、1953年にドイツ・ハノーファで誕生した世界で最も歴史のあるデザイン賞で、世界60カ国から1万点を超える作品の応募がある。今回は、ゆとりある共有空間を実現するなどのデザインが高く評価された。
 受賞後、企画設計を担当した同社の山下隆史さんと山崎正吾さんが受賞住宅を案内。お二人は志賀直哉ら多くの文人が別荘を構えた手賀沼のほとりの特性を生かした分譲地ができないかと考え、企画設計したという。縁側テラスでゆったりとした時間を過ごし、ご近所同士・地域の方とのコミュニティづくりにも工夫を凝らした協定道路などの設計に力を入れ、敷地中央に「庭小路」を設置。ベンチや植栽を配置して住民憩いの場とした。
 この「綴のまち」に都内から移り住んだ寺崎奈身己さん(主婦・29)は「子どもが遊べるスペースや、縁側で食事ができるのも気に入っています」と住み心地をうれしそうに話した。

アートの街ながれやまをつくろう!
流山市立中学校美術部合同展


8/4(金)~27(日)森の美術館で

 流山市立中学校10校の美術部による合同展覧会。選抜された作品のほか、作家を目指し制作を続ける卒業生の作品も展示。未来ある素晴らしい才能を是非、ご覧ください。期間中入館無料。
開館:10:00~16:00 (最終入館15:30)
休館:月・火曜日 ※8/11~15夏期休館
主催:流山市教育研究会造形部会

森の美術館
流山市大字大畔315
TEL04(7136)2207
TX流山おおたかの森駅西口徒歩20分

8/6(日)朗読劇ラコルタ柏で
この子たちを忘れない

 ―1945ヒロシマ・ナガサキ原爆の記憶―原爆が落ちたあの日から78年になろうとしている。柏・麦わらぼうしの会は、戦争や原爆で一瞬にしてかけがえのない暮らしを奪われた方々の思いを風化させてはいけないと、原爆体験者の手記を語り継ぐ活動を続けている。初演から28年の今年も平和の尊さ、命の大切さを考える機会となることを願って自主公演をする(要予約)。
日時/8月6日(日) 1回目(手話通訳付)=14時~15時・2回目=17時~18時
場所/柏市中央公民館(ラコルタ柏・5階講堂)
参加費/大人300円、18歳以下100円(資料代)
 予約・詳細は、TEL070(1446)7592またはk2008konoko@yahoo.co.jp メールで同会へ。

8/1~31 木内信夫作品展 kamonで

 2021年4月、97歳で亡くなった柏市在住の画家・木内信夫さん。第2次世界大戦後、旧ソビエト連邦収容所での抑留体験を数多く描き、その中の水彩画40点が2015年10月、ユネスコの「世界の記憶」(世界遺産)に登録された。世界中で紛争が絶えない今、「戦争は絶対やっちゃダメ」平和とは何かを問い続けた木内さんの作品展。
日時/8月1日(火)~31日(木)9時~19時
場所/kamonかしわインフォメーションセンター
 詳細は、TEL04(7128)5610同センターへ。

我孫子市のめるへん文庫 原稿募集
小・中・高生対象

 白樺派など文学と深いつながりがある我孫子の地で、子どもたちが創作活動に親しみながら、豊かな感性を育むことを目的に創設された我孫子市教育委員会主催の「めるへん文庫」が、全国の小・中・高校生を対象に第22回の作品を募集中。おかしな妄想も、はちゃめちゃな空想も、自分の作品が本になるチャンス! チャレンジしてみよう。
◆応募方法
作品は未発表の「童話」および「小説」を400字詰原稿用紙5~10枚。9月7日(木)締め切り。応募は、Eメール、郵送、インターネットから「めるへん文庫文芸社」のホームページへ。
問い合わせは、TEL03(5369)1960 文芸社めるへん文庫事務局まで。

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