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下位清水にドロー

 J1リーグ第25節の10月31日、柏レイソルはホームに清水エスパルスを迎え、0―0で引き分けた。
 前節のFC東京戦から中2日のタイトなスケジュール。本来の太陽王の姿は見られず、前半から清水の攻撃陣にDFラインの裏を取られピンチを招く場面が多かった。ハーフタイムでネルシーニョ監督は「じっくりと自分たちのプランを持って、試合に入ったものを実行するように」とMF神谷優太、MF小林裕介、DF染谷悠太を投入。後半、息を吹き返したレイソル。神谷が巧みなボールコントロールでゴールを狙う。FWオルンガに代わり先発出場したFW呉屋大翔も積極的に清水ゴールに攻め込むも、得点を決められず惜しくもドロー。下位を相手に勝点1に。試合後、ネルシーニョ監督は「今日のゲームはあまり内容としては良くなかった。とくに前半、相手のペースに飲まれて非常に攻撃を急ぎ過ぎていた。これまでもそうだが、自分たちは相当タイトなスケジュールで連戦をこなしている」と話した。

新型コロナウイルス感染者16人に
 柏レイソルは11月3日、ネルシーニョ監督とスタッフ1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったと発表した。その後、スタッフ、選手全員にPCR検査を実施し、計選手5人、スタッフ11人の感染を確認。その影響で3日に行われる予定だったアウェーでのベガルタ仙台戦、14日の大分トリニータ戦、FC東京とのルヴァンカップ決勝が順延となった。
 この難局を乗り越えて、踏ん張って、前に進もう。
 がんばれ、柏レイソル。

  

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