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燃える真夏の4連勝
広島に惜敗も上位キープ

 柏レイソルは8月14日、明治安田生命J1リーグ第25節でサンフレッチェ広島をホームに迎え、2―3で惜敗した。
 7月10日の第21節サガン鳥栖戦の勝利から、第22節の北海道コンサドーレ札幌、第23節のヴィッセル神戸、第24節の京都サンガF.C.を下し4連勝と勢いに乗るレイソルだったが、広島に敗れ連勝はストップ。ただ暫定ながら3位をキープしている。
 広島戦は開始早々、広島に先制を許した。これまで課題としているFKの守備からの失点。悪い流れを断ち切るように好調のレイソルは41分、MF小屋松知哉のパスを受けたFW武藤雄樹が2戦連続のゴールで同点に追いついた。後半開始早々にも広島のオウンゴールで逆転に成功したレイソルだったが、広島の怒涛の反撃で、16分、22分に立て続けにゴールを奪われ、勝ち越された。
 試合後ネルシーニョ監督は「今日の試合、非常に拮抗したゲームの内容だった。技術的な部分、戦術的な部分で劣っていたとは思わないので、次節に向けてしっかりとよい準備をしたい」と話した。好調の武藤雄樹選手は「自分の中でもゴール前での落ち着きを感じるし、ボールを持った時のイメージも出てきている。課題としているセットプレーで決められてしまった。僕たちが勝ち続けるならば今日の3失点はいただけない。次の試合に対してどういった準備ができるかというところを皆で考えながら、連敗は絶対にしてはいけないと思うので、次もう一度勝てるようにやっていきたい」と次節に気持ちを切り替えた。

  

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