われら太陽王

　　明治安田生命J1リーグ第27節が8月27日に行われ、柏レイソルはFC東京をホームに迎え、3―6で大敗した。この試合が復帰戦となったFWドウグラスの得点などで3ゴールを決めるも守備がはまらず、6失点と課題を残した。
　続くアウェーでの2連戦も課題をクリアできず、最下位のジュビロ磐田と2―2のドロー、浦和との対戦は1―4と惨敗を喫した。8月6日の京都サンガF.C.戦の勝利から5試合白星から遠ざかっている。浦和戦後、ネルシーニョ監督は「勇気を持って自分が掲げた目標にひた進み、相手を恐れることなく立ち向かう姿勢がいかに重要であるか、ということを試合後選手たちに説いた。シーズン終盤のラストスパートで、勝点を積み上げていかなければいけない重要な時に失速してしまうような状況であると、シーズン頭に掲げた我々の目標に到達するのは難しくなってしまう」と選手たちを鼓舞した。

3―6 FC東京

　⚽…夏休み最後のホーム戦となったFC東京戦は、前半に2失点し、苦しい展開を強いられた。ハーフタイム後、ネルシーニョ監督は好調のFW武藤、ケガから復帰したドウグラスをピッチに送り込んだ。攻撃にリズムが生まれ、MFドッジのJリーグ初ゴール、ドウグラス、DF大南拓磨が連続得点し追いついたかに思えたが、守備が終始後手に回り、後半4失点で力及ばず完敗した。
　シーズン終盤、今一度上位浮上へ太陽戦士の奮起に期待。(9月11日現在)