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下位に低迷も復活の兆し
がんばれ! 柏レイソル

 井原正巳監督の初陣となった5月20日、柏レイソルはJリーグ第14節でヴィッセル神戸をホームに迎え、1―1で引き分けた。 続く24日の鹿島アントラーズとのカップ戦は、0―1。28日の川崎フロンターレ戦では川崎の猛攻の前に0―2、得点力不足が課題のレイソルは6月3日、ホームに北海道コンサドーレ札幌を迎え、果敢にゴールを狙い4―5で惜敗した。この一戦からレイソルは得点力の課題を徐々に克服し、復活の兆しが出てきた。7日の天皇杯2回戦では、山梨学院大学PEGASUSに7―1と圧勝。井原レイソルとして初勝利を挙げた。 昨年の王者、横浜F・マリノスと対戦した10日のリーグ戦第17節は、横浜にPKを献上し先制を許すもMF戸嶋祥郎が札幌戦に続くゴールを挙げ、FWフロ ートのゴールなど、王者相手にチームの攻撃力は高まり、優位に試合を進めていた。しかし、試合終了間際、DF立田悠悟が退場になり大ピンチのアディショナルタイムに2点を奪われ、3―4で白星がこぼれ落ちた。
 試合後、井原監督は「非常に悔しいし申し訳なく思 っています。チームとしてしっかり勝ち切るというところを考えながら、後半戦につなげていきたい」と話した。戸嶋選手は「自分たちで自信を持って繋いで前進していっているし、攻撃にパワーを出しているのがゴールにはつながっている。ただ守備の課題を見極めて、結果で示さないといけない」と試合を振り返った。 (6月10日現在)

  

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