ふなちゃんの音楽ジャングル

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林哲司のトリビュートアルバム!

林哲司/『Saudade』

 1970年代以降に日本で生まれた昭和のシティ・ポップが、アメリカをはじめ、韓国、香港、マレーシア、インドネシアなど世界で人気を集めているのをご存知でしょうか。その生みの親のひとりとして知られる林哲司の、デビュー50周年を記念したトリビュートアルバムがリリースされます。  
昭和のシティ・ポップがどうしてブームになっているかは、説明すると少し長くなっちゃうのでネットで検索してみてください。松原みきのデビュー曲「真夜中のドア~Stay with me~」(1979年)や竹内まりやの「プラスティック・ラヴ」(1984年)などが世界中で注目されたことなどが出てくるはずです。その「真夜中のドア~Stay with me」を作曲したのが林哲司です。  
収録されている曲を挙げるだけでも昭和世代は「おおっ」と唸る曲ばかり。中でも、セルフカヴァーとなった中森明菜の「北ウイング」や原田知世の「天国にいちばん近い島」(2017年発売『音楽と私』より)、松本伊代の「信じかたを教えて」(2022年配信シングル)は要注目です。また、「真夜中のドア~Stay with me~」はさかいゆうが(2022年発売『CITY POP LOVERS』より)、竹内まりやの「September」はPii(Awesome City ClubのPORINのソロ活動)が、上田正樹の「悲しい色やね」は中西圭三が、中村由真の「Dang Dang 気になる」は上坂すみれが、杉山清貴&オメガトライブの「SUMMER SUSPICION」はGOOD BYE APRILがカヴァーするなど全12曲!!(★プレゼント応募はこちら)


船守秀一(音楽プロデューサー・http://www2.odn.ne.jp/obbligato/)

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