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薬師丸ひろ子「Tree」〜今音楽で伝えられること

薬師丸ひろ子/『Tree』

  薬師丸ひろ子の6年ぶりとなる待望のオリジナルニューアルバムがリリースされます。大みそかの「NHK紅白歌合戦」では、昭和の名曲「セーラー服と機関銃」を歌って大好評でしたね。
 さて、薬師丸ひろ子といえばどんな映画を思い出しますでしょうか。デビュー作は『野性の証明』で、いきなり健さん(高倉健)との共演でした。初主演は『翔んだカップル』。主題歌がデビュー曲となってヒットした『セーラー服と機関銃』は1981年の作品でした。大学に入学後、『探偵物語』『里見八犬伝』と印象的な作品に出演し、1984年の『Wの悲劇』ではブルーリボン賞の主演女優賞を受賞。初めてのオリジナル・アルバム『古今集』は1984年で、その後、1991年まで毎年のようにリリースしています。2000年代になっては『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、連続テレビ小説『あまちゃん』、劇場版の『とんび』などで活躍。歌手としては、2011年に歌手生活30周年記念アルバム『歌物語』をリリースし、2018年に『エトワール』を発表。今回のアルバムが6年ぶりなんです。
 今、音楽で伝えられることは何かと考えた時に改めて“希望"を歌いたいと語る薬師丸。しっかりと地に根を張りながら、光を求めて枝葉を伸ばし豊かな実りをつける、そんな樹の持つ輝きと生命力に憧れて名付けられたという『Tree』。彼女の素敵な歌声を聴きながら、力強く生きようではないか、って思うのであります。 ★6面プレゼント欄にCDプレゼント (★プレゼント応募はこちら)


船守秀一(音楽プロデューサー・http://www2.odn.ne.jp/obbligato/)

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