命のバトン149 農文化を食卓に

過去の話題一覧

船橋の新名物、続々誕生

 船橋市特産の小松菜、船橋漁港に揚がるホンビノスガイを使ったクラムチャウダー風コロッケ「船橋バクダン」、鶏肉ソーセージ「船橋ロケット」が誕生した。
 「地元名物を作りたい」という食品メーカー勤務の藤本直宏さん(57)がマチおこしの仕掛け人でもある小松菜農家平野代一さん(62)、水産業内海金太郎さん(40)に相談、市内在住3人のコラボで実現した。
 藤本さんは当初、アサリと小松菜の予定だったが、「船橋の新名物はビノス」という平野さんの一言で変わった。
 パウダーにした小松菜とボイルしたビノスを材料に、藤本さんが工場で試作を重ねた。平野さんらが参加する「小松菜ハイボールを飲もうの貝」で試食を繰り返して完成し、命名もした。西船橋などの飲食店メニューにも加わった。
 「バクダン」は揚げたてを醤油で、「ロケット」は斜め切りし、ニンニクで小松菜と炒め、塩、コショウの味付けにマッシュルームスライスをトッピングして食べるとうまいという。両方とも「ひらの農園」(090・3576・7148)などで扱っている。

Copyright(C) 2012 RESUKA Inc. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

朝日れすかPLUSのホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップへ