命のバトン156 農文化を食卓に

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甘口でちびっ子がターゲット
「かまたん梨カレー」の誕生

 梨産地の鎌ケ谷市で「かまたん梨カレー(甘口)」が誕生した。同市のマスコットで梨と野菜の妖精「かまたん」を使ったご当地商品。サイダー、スナック菓子、肉まんに続く第4弾だ。
 同市は白井、市川に次ぐ県内の梨どころ。ワインやアイスクリームなどの梨加工食品づくりに取り組んできた。主導する企業組合「鎌ケ谷ブランド館」(井手勝則・代表理事)は今回、ちびっ子に人気のカレーに着目し、梨果実を10%使ったレトルト食品にした。
 「豊水」の果肉をピューレにして豚肉、ニンジン、タマネギ、ショウガなどの具材に加えた。同市梨業組合、JAとうかつ中央の協力で梨を集め、市内に工場がある山屋食品が製品化、売れ行き好調という。
 井手代表理事は「農商工連携の商品。小学3年生以下をターゲットに市の認知度を上げたい」という。
 1袋150㌘入り税込み248円。新鎌ヶ谷駅前のイオン鎌ケ谷ショッピングセンター内「鎌ケ谷ブランド館」(TEL047・401・6718)で販売している。

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