命のバトン160 農文化を食卓に

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「脱サラ」夫婦の野菜作り
スーパーに出荷品ブース

 鎌ケ谷市軽井沢にある「あらき農園」(TEL080・1366・8984)の荒木政治さん(70)、三佐惠さん(66)夫婦=松戸市在住=が「脱サラ」で農業を始めて16年になる。
 代々農家の三女、三佐惠さんが40代で教員をやめ、農薬や化学肥料を使わない野菜作りを始めた。農家の応援もあって徐々に軌道に乗り、出版社勤めの政治さんを誘った。政治さんも定年を待たず退職して「専業」に。
 知人の主婦、定年退職者らがボランティアで手伝いに来る。季節の野菜を作り、スーパーに専用ブースを設け、宅配も手がける。イタリアンレストラン、病院食などにも提供する。
 三佐惠さんは「おいしいって喜んで頂けるのがうれしい」。政治さんは「成長する野菜の変化をみて歩き、おいしい時期を見分けられるようになった」という。旬の野菜情報など週1回発行の「野菜ともだち通信」(A4判)は855号を超えた。宅配は7種類2100円から。

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