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鎌ケ谷高生がアート梨制作
特産の梨に「かまたん」登場

 鎌ケ谷市特産の梨の出荷を控えた7月13日、県立鎌ケ谷高校美術部の生徒13人が同市東道野辺の鈴木𠮷夫さん(69)の梨畑で、収穫前の「豊水」の実約170個に同市のマスコットキャラクター「かまたん」を描いた。かまたんも応援に駆け付け、制作を見守った。
 2013年から続くこの「かまたんアート梨」の取り組みは今年で8回目。枝についたままの梨に食用インクのペンを使って下書きし、ニードルで実を傷つけないように表皮を薄く削る。成長したアート梨は8月下旬、美術部員も手伝って収穫し、市内の福祉施設に寄贈される。
 制作に参加した1年生の小川純奈さんは「イラストの形をとるのが難しかった。どんな風になるのか楽しみです」とにっこり。初年度から梨の提供に協力している鈴木さんは「鎌ケ谷の梨をどんどんPRしてもらえたら」と楽しみにしている。

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