命のバトン166 農文化を食卓に

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麦のたくましさ感じて
松戸・高木二小で種まき体験

 

 松戸市立高木第二小学校(金子右校長)の5年生約120人が11月15日、校庭の一角にある麦畑で麦の種まき体験をした。
 児童たちは、地域の農家や住民でつくる「むぎの会」(武田正雄会長)の指導の下、畑にまっすぐ掘られた溝に指で穴を開け、麦の種を3~5粒ずつ植えた。育てた麦は来年6月に収穫し、給食時に「すいとん」をつくって全校児童と、むぎの会メンバーも一緒に味わう予定だ。
 佐々木洸歩さん(11)は「むぎの会の方が丁寧にやり方を教えてくれてよく分かった。思ったより簡単に植えられて、とても楽しかった。収穫して食べるのが楽しみ」と話した。
 同校の校歌の歌い出しが「のびよ、のびよ、麦の穂よ」。踏まれて強く育つと言われる麦のように、子どもたちにもたくましく育ってほしいと、種まきから収穫までの体験行事を2016年から行っている。

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