命のバトン172 農文化を食卓に

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小金わくわく農園開園
目指せ!多世代交流

 松戸市の小金地区に今春、農作業を通じて地域の子どもと高齢者の多世代交流の機会を創出する「小金わくわく農園」が開園した。同市が取り組む「多世代まるごとの居場所づくり まつどDEつながるステーション」の一環として、小金地区実行委員会が発足し、同活動を通じて、地域の中で孤立を予防し、社会とのつながりをつくるのが狙いだ。
 取材当日は種まきと交流会が開催され、小金地区社会福祉協議会関係者や近隣住民のほか、地域に住む中学1年生までの子ども10人が参加した。子どもたちは地元農家の指導を受けながら、枝豆とサトイモの種を畑にまいた。幼稚園からの幼なじみで同市立小金北中1年の女子生徒2人は「種まきが楽しかった。普段から作業をしている農家の人はすごい。育つのが楽しみ」と早くも収穫を心待ちにしていた。担当者は「この地域で育ってよかったと思ってもらえれば」と期待を寄せている。

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