奥山恵さんおススメの本

過去の話題一覧

児童書店店主・「日本児童文学」編集長奥山恵さんオススメの
今月の3冊

『ここがわたしのねるところ―せかいのおやすみなさい―』レベッカ・ボンド 文/サリー・メイバー 画 まつむらゆりこ 訳/福音館書店/1,430円

 オランダ、インド、ブラジル、ノルウェー、ロシア……世界各地の子どもたちが眠る場面を描いた絵本。絵はすべてフェルトと刺繍で、美しく、細かく、温かい。だれもが安心して眠れる世界を願って。(幼年から)


『みんなのためいき図鑑』 村上しいこ 作/ 中田いくみ 絵/童心社/1,320円

オリジナル図鑑をつくることになった「たのちん」たちの班は、意見もまとまらずバラバラ。すると、ふしぎな「ためいきこぞう」が現れて……。子どもたちの本音のやりとりが興味深い日常物語。(小学校中学年から)


『夢の果て』安房直子 文/味戸ケイコ 絵/瑞雲舎/2,200円

同じ函館育ちのふたりが、雑誌『詩とメルヘン』に連載した短編集。幻想的で、せつない十七の物語に、オールカラーの美しい絵がついて、子どもから大人までを魅了する一冊です。(小学校高学年から)

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