2018年6月の話題

過去の話題一覧

東葛吹奏楽の祭典「ザ・ワールド・オブ・ブラス」
新緑の森に迫力のサウンド
東関東4県の小中高24校が柏の葉に集う

全国屈指の高校吹奏楽の名門、柏市立柏高。迫力のサウンドを奏でながら、新緑がまぶしい柏の葉公園内をパレードした

吹奏楽の祭典「ザ・ワールド・オブ・ブラス2018」(さわやかちば県民プラザ、東関東吹奏楽連盟主催)が5月12日、柏市のさわやかちば県民プラザと柏の葉公園を会場に開かれた。マーチングの技術向上などを目的に1999年に始まり、今年で20回目。栃木、茨城、千葉、神奈川の4県から小中高24校の吹奏楽部が集い、大勢の吹奏楽ファンに練習の成果を披露した。
「吹奏楽王国」。東葛地域がそう呼ばれていることをご存じだろうか。全国の高校吹奏楽をリードする柏市立柏高吹奏楽部の総監督、石田修一さんが練習方法を公開し、普及に努めたのが大きい。昨年は全日本吹奏楽コンクール全国大会で松戸市立第四中と小金中、柏市立酒井根中、市立柏高の4校が金賞、全日本マーチングコンテスト全国大会で野田市立南部中が金賞を受賞した。こんな地域はほかにない。
この日、出場した東葛勢は11校。ほんの一部を写真で紹介する。

松戸市もったいない標語決定
「ひと・もの・しぜん」を大切にもったいない運動推進市民会議

入賞者のみなさん(中央=代表の戸田さん)

松戸市は、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが平成18年2月15日に同市を訪ねたことを記念して「松戸市もったいないの日」と定め「ひと・もの・しぜん」を大切にするまちづくりに取り組んでいる。
このほど同運動推進市民会議が「もったいない標語」を募集。応募総数103件(51人)の中から最優秀賞に選ばれたのは、森惇さん(会社員35)の「『もったいない』今年も我が家の 流行語」。優秀賞は小学5年(当時)の野口万理(ばんり)さん作「もったいない みらいのためにリサイクル」と、保育園勤務の星野陽子さんの「もったいない言うのは簡単まず行動」。クラスみんなで応募した馬橋小5年3組が特別賞に選ばれた。同小は牛乳パックを鉢植えポット代わりに再利用するなど、学校全体で「もったいない」を実践しているという。3月29日に表彰式が行われ、市民会議代表の戸田栄造さんは「意識が浸透してきていると感じる」と運動の成果と広がりを喜んだ。

柏市旧吉田家住宅歴史公園
国重文でランチはいかが
秘蔵ガイドとセットで好評

庭園を眺めながらランチを楽しむ参加者

柏市花野井の「旧吉田家住宅歴史公園」で毎月1回、休館日を利用して開催されている貸し切りツアー「秘蔵ガイド+ランチ」が好評だ。ふだんは非公開の土蔵を含む施設の案内と、吉田家とかかわりの深い西洋料理店のシェフ自慢の昼食が楽しめる。
同公園には、旧花野井村の名主を代々務めた吉田家の住宅が保存されている。江戸時代から明治初期に建築された8棟で、2004年に土地と建物が市に寄贈され、09年に歴史公園として開園。10年に建物が国の重要文化財に、12年に庭園と屋敷林が国の記念物(名勝)に登録された。一般財団法人「柏市みどりの基金」が管理している。
約2時間のガイドツアーは休館日の月曜に実施する。渡邉健二館長が吉田家の歴史や建築様式を解説。特別に公開される土蔵「向蔵」では、収納されている書物や骨董品を鑑賞できる。
ランチは市内で11年まで営業していた西洋料理店「富士見軒」3代目シェフの森信悟さん(70)が腕をふるう。富士見軒は吉田家当主が昭和初期に開設し、戦後に閉鎖された柏競馬場にも店を構えていた。参加者は国指定重要文化財の書院で、国登録記念物の庭園を眺めながらフレンチの美食を味わえる。
4月9日の初回ツアーには定員を上回る42人が参加。森シェフが「季節感を大事にした」という真鯛のポアレ、新ニンジンのムースなどに舌鼓を打っていた。高校の同級生という松戸市の池田裕美さん(70)と我孫子市の栗原和枝さん(70)は「ガイドがわかりやすかったし、食事もおいしかったです」と話した。
ツアーは10月まで開催。午前10時と正午の2部制で、定員は各20人。料金は1人2千円。次回は6月11日で、申し込み締め切りは5月22日。応募多数の場合は抽選。同公園の公式サイトの「秘蔵ガイド+ランチ」ページから申し込める。

 

習志野市6月9日(土)10日(日)谷津干潟の日フェスタ
ラムサール条約登録25周年

干潟を説明するレンジャー(左)

水鳥の飛来地として知られる習志野市の谷津干潟で、ラムサール条約登録25周年を記念した「谷津干潟の日フェスタ」が始まった。
東京湾最奥部に残された約40ヘクタールの干潟。住民らの保護運動で埋め立てを免れ、国際的にも重要な湿地として1993年6月10日に「ラムサール条約登録湿地」になった。
習志野市は毎年6月10日を「谷津干潟の日」として、干潟にある自然観察センターで記念イベントを開いている。今年も観察会や鳥の折り紙、ブローチ作りなどがスタート、6月9(土)、10(日)両日は、高校生以上370円(65歳180円、子ども無料)の同センターが無料開放される。
両日は「まるごと味わう干潟の幸せ」をテーマに市民参加の模擬店や名物のホンビノスガイ入り干潟ラーメン、アサリご飯などのカフェがお目見えする。
貝のアクセサリー作り、カニなどの水中生物観察、干潟の散策路でバードサインウォッチングなどの企画もある。
25周年記念式典(6月9日)があり、両日、干潟を眺めながら地元小中学生らの吹奏楽や合唱の音楽を聴き、演劇や紙芝居などを楽しむ。
問い合わせは同センター(TEL:047・454・8416)へ。

野田市県内初の届け出挙式
議場で永遠の愛を誓う

三浦夫妻の挙式に参列したみなさん

県内初の市議会議場での「届け出挙式」が3月27日、野田市で行われた。
普段は市政の議論が活発に行われる議場が一変。美しいウエディングドレス姿の新婦の登場に華やぎ、鈴木有市長と野口義雄議長、親族らが見守る中、1組のカップルが永遠の愛を誓った。
式を挙げたのは市内在住の会社員、三浦謙さんと好美さん。市原市に住んでいた謙さんが今年2月、好美さんの暮らす野田市に移り住んで新婚生活をスタート。市の募集を知人から聞いて応募したところ、とんとん拍子に挙式が決まった。2組の募集に3組の応募があったが、要件を満たしていたのが三浦さん夫婦のみだった。
式は、市職員が司式者を務め「ドアを開けた瞬間に感動でした」と謙さんが話すように二人は涙ぐみながら入場。誓いの言葉、誓いのキスの後、誓約書に署名をし、市長と議長から祝福の言葉が贈られた。
人前に出ることが苦手だから式は挙げていなかったという好美さんは「とても緊張しましたが感動しました。式を挙げないとドレスを着ることもないのでうれしい」と純白のドレスに笑顔が輝いた。謙さんは「式場で挙げるのとは違った感じで、とてもよかった。なかなか入れない場所なので、一生の思い出になる」と喜びに包まれた。
同市では、今後も届け出挙式を実施していく方針だ。問い合わせは、TEL:04(7125)1111 同市企画調整課へ。

松戸市200号の大作がズラリ
第4回松戸市展選抜展5/27まで

迫力の絵画を前に、食い入るように見つめる子どもたち

松戸美術会と松戸市教育委員会との共催による「第4回松戸市展選抜展」が、21世紀の森と広場にある市立博物館展示室で好評開催中だ。
今回は同会会員の洋画家5人による個性あふれる200号(2590mm×1620mm)の大型作品など全12点が鑑賞できる。見ごたえのある大型作品に来場者も大喜び。社会科見学で訪れた小学生たちも興味津々で見入っていた。
筑波大学名誉教授で同会会長でもある出品作家の一人、石井武夫さんは「人は誰でも死を背負って懸命に生きることで本当の生を感じるのだ」と長年、生きる喜びにこだわり描き続けているという。最愛の娘を5歳で亡くした石井さんは「一時期心が空っぽになってしまった」と、生と死について向き合い続ける経緯を話した。娘をモチーフにしたダミー人形(マネキン)の作品は圧巻だ。
松戸の芸術活動を牽引する同会は、現在、約400人のメンバーが切磋琢磨。「絵画の美と美しい生き方をさらに追及していきたい」と石井さん。選抜展は、市立博物館展示室で5月27日(日)まで開催。開館時間は、9時30分〜17時。月曜休館。

流山・千葉市6/9・10青少年のための科学の祭典

流山と千葉で開催
理科や数学あるいは科学技術など、いろいろな分野の実験や工作が一堂に集まり、多彩なブースにステージ、ワークショップなどを展開。科学を身近に感じてみませんか。「青少年のための科学の祭典」千葉大会実行委員会など主催。秀明大学ほか協賛。入場無料(科学館プラネタリウムは有料)。

開催/6月9日(土)、10日(日)

▼流山市生涯学習センター(TX流山セントラルパーク駅から徒歩3分)9時~21時
▼千葉市科学館(JR千葉駅から徒歩15分・京成電鉄千葉中央駅から徒歩6分)9時30分~16時
詳細は、ホームページ「科学の祭典 第24回千葉大会」で検索。

医療からの現場軽く見ないで足首の捻挫
内反(内返し)捻挫

足関節の捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じる内反捻挫です。
足関節の外側には、前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯という3本の靭帯があります(イラスト参照)。内反捻挫はその外側の靭帯が損傷している状態で、程度によって軽症、中等症重症に分けられます。
※内出血があれば必ず受診を。一般的な捉え方としては、軽症例が捻挫、中等症が部分断裂、重症が完全断裂と捉えてよいでしょう。
レントゲンは剥離骨折がないかを確認するために必要です。剥離骨折を見逃すと骨はくっつきません。痛みが軽くなっても、1日に数回は冷却を行った方がいいです。冷却の後に湿布を貼ることをお勧めします。
治療としては、電気をかけたり、痛み止めの飲み薬を飲んだり湿布をするなどが一般的です。中等症・重症では初期の痛みや腫れが引いたら運動療法を行います。
運動復帰まで、基本はホワイトと呼ばれる伸縮しないテープでしっかりと固定します。経過を見ながらジョギングやランニングを開始します。

飯島整形外科
院長 飯島譲
TEL:04(7141)3111

エンタメ招待席6/2(土)手賀沼でハワイアン
フラロハ エコル

今年で12回目を迎えるハワイアンイベント。ハワイアンバンドのステージやハワイアンフード、グッズなどのブースも多数出店。観覧無料。

日時/6月2日(土) 10時~18時 ※雨天の場合3日に延期
場所/手賀沼公園
問い合わせは、同事務局リリコイマーケット
info@lilikoi-market.com

エンタメ招待席6/23(土) 流山ジャズフェス
猪俣猛オーケストラ

6月から9月まで流山市内十数カ所で開催する音楽イベント「流山ジャズフェスティバル」のオープニングを飾るコンサート。流山文化のまちづくり実行委員会主催。
日時/6月23日(土) 14時開演場所/流山市文化会館
料金/前売2000円、当日2500円、高校生以下500円(全席指定)
問い合わせは、TEL:04(7150)7474 流山市生涯学習センターへ。

簡単!エコクッキング86

ブルスケッタ

料理・写真 大瀬由生子

今回は、市販のラスクを利用したとっても簡単でおしゃれなブルスケッタをご紹介。

〈材料〉
トマト3個、バジル6枚、にんにく1片、ガーリックラスク適宜 A(エキストラバージンオリーブオイル大さじ3杯、レモン汁小さじ1杯、塩適宜、胡椒少々)

〈作り方〉
①トマトは湯むきし種を取り1㎝の角切りにする。バジルは手でちぎる。にんにくは細かいみじん切りにする。
②Aを混ぜ合わせ❶を加える。
③ガーリックラスクがない場合は、フランスパンを5㎜の薄切りにし、ガーリックバターをぬり、120℃に温めておいたオーブンで30分焼く。
④ガーリックラスクに❷をのせて食べる。

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