2024年12月の話題

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松戸市人口50万人 松戸で記念イベント
ゆかりのゲストによるトークショー

トークショー出演の(左から)上村彩子さん、杉山由祥市議会議長、本郷谷健次市長、秋元才加さん、村井貴行さん、コリーン・クリスティナ・シュムコーさん

 松戸市の人口50万人到達を記念する「メモリアル感謝祭~みんなで松戸の新たな時代を創ろう~」が11月23日、同市の商業施設「テラスモール松戸」で開かれた。市ゆかりの著名人や地元学生らが参加し、イベントを盛り上げた。

 人口50万人に達したのは6月7日。県内では政令市の千葉市(約98万人)、船橋市(約64万人)に次いで3市目、全国では28市目となる。
 イベントでは市ゆかりの著名人によるトークショーが行われ、多くの市民が耳を傾けた。同市出身の俳優秋元才加さんや、デフバレーボール男子日本代表監督の村井貴行さん、まつど国際文化大使のコリーン・クリスティナ・シュムコーさんをゲストに迎え、専修大松戸高卒業生のTBSアナウンサー、上村彩子さんの司会進行で松戸の魅力や思い出話に花を咲かせた。
 秋元さんはアイドルグループのAKB48時代、劇場がある秋葉原(東京都千代田区)に電車で通っていた経験などから、都心へのアクセスのよさを魅力のひとつに挙げた。松戸駅西口に2008年まであった、からくり時計「夢飛行」が大好きだったそうだ。小中学校時代の写真も公開し、当時を懐かしんだ。
 上村さんは、陸上競技に打ち込んだ高校生活を、思い出の写真とともに振り返った。「専松坂」といわれる激しい起伏の通学路は冬期、雪が降ると路面が凍結し、ツルツル滑って大変だったという。
 「これからの松戸」についても語り合った。
 母親がフィリピン人の秋元さん。実家で困りごとがあり、母親の代わりに市役所に電話したところ、タガログ語(フィリピンの公用語のひとつ)で相談できる曜日があることを知ったという。「すでに共生に配慮した対応をしていて、外国人も住みやすいまちだなと思いました」
 村井さんは、聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が来年11月に日本で初めて東京で開催されることを説明し、「みんな頑張っているので、応援してほしい」。本郷谷健次市長は「市を挙げて応援したい」と約束した。
 三味線の研究家でもあるシュムコーさんは「松戸の歴史も文化も興味深い。万作踊りなど伝統音楽も残っているので、多くの人に知ってほしい」と話した。

地元学生が歌やダンス披露
 歌とダンスのステージも観客を楽しませた。同市にキャンパスがある聖徳大音楽学部の学生はミュージカルアンサンブル、同短期大学部保育科の「まつどソング研究グループ」は、市の名産品のひとつ、枝豆をテーマにした「えだまめダンス」などを披露した。

SDGs わが街の一歩 持続可能な開発目標47

マイクロプラスチック削減へ
小金高校生が校外でアピール

チームオーシャンズ=小金高校提供

 松戸市の県立小金高校(長束倫夫校長)は、2019年からSDGsをテーマに探究学習に取り組む。「チームオーシャンズ」は、その中でもさらに学びたいという生徒たちでつくる、スピンオフ活動チームのひとつ。街から流れ出たプラスチックごみ「マイクロプラスチック」問題に着目し、マイクロプラスチックを回収して洗浄、さらに分類し、アクセサリーとして再生する。
 今年4月には「アースデイ東京2024」に参加。海洋プラスチック問題を啓発し、アクセサリーはビニールを使わずに梱包して販売した。収益は「浦安三番瀬を大切にする会」に寄付した。また、マイバックや、マイボトルを持参することで「ごみを減らす」、「環境に配慮した素材の商品を選ぶ」というアクションも呼びかけている。

松戸市自動運転バス 松戸試走
新たな地域の足を目指し

試走する自動運転バス

 松戸市は、自動運転バスの実証運行を10月21日から11月1日まで、初めて実施した。公共交通機関の乗務員不足や、高齢者や子育て世代にも優しい移動手段として、将来の導入を目指す。
 今回は、市役所から駅東口を経由し、中央保健福祉センターなどを回るルートを、1日6便、運行。「どの便も多くの方に乗車していただき、小中学生も興味津々で見てくれた」と、同市交通政策担当審議監の中沢豊さん。
 バスは、IT先進国のエストニア製で、8人乗り。自動走行を設定し、必要に応じて手動に切り換える「レベル2」の運行で、オペレーター(運転手)のほかに支援員が同乗した。「歩行者や自転車、路上駐車の多い、この地域で運行するのは難しいと言われているが、2027年には市内でレベル4(一定条件下での完全自動運転が可能)を目指したい」と中沢さん。試乗した松戸市在住の青木弘伸さん(69)は「快適で、流れもスムーズで、安心した。実際に街で走るようになるかと思うと、ワクワクする」と、新たな地域の足に期待を膨らませる。
 実証運行には400人を超える市民が参加。中沢さんは「歩行者、自転車、自動車が混在する駅周辺で、事故なく終えることができた。今後も継続して、実証運行を続けていきたい」と話した。  

れすか文化サロン1月の参加者募集

天声人語朗読会   
 天声人語など、文字情報を声に出して読むことで脳を刺激。記憶力など脳を活性化させましょう。
 発声の基礎から指導します。

1/16(木)
講師 三浦喜代子氏
◆10:00~11:00
◆定員10人
◆受講料1,000円(資料代含む)

ギター教室(初級編)   
 ギターの弾き方、押さえ方、基本的なコードを覚えつつ、曲が弾ける楽しさを、ご一緒に。初めての方でも好きな曲に挑戦。

1/11・25(土)
講師 田中秀樹氏
◆13:00~14:00
◆定員:3人
◆2回で8,000円(資料代込み・振替日応相談)

現代俳句教室    
 本紙の人気コーナー「れすか句会」でおなじみの研生英午氏が現代俳句をわかりやすく解説。

1/23(木)
講師 研生 英午氏
◆10:00~12:00
◆定員8人
◆受講料2,000円(資料代含む)

健康体操教室     
 毎日少しのストレッチで健康増進に一役。筋力をアップし、自律神経を整える運動をご一緒に。腰痛・膝痛の方にも好評。

1/21(火)
講師 荒井 智晴氏
◆10:30~11:30
◆定員10人
◆受講料1,000円

申し込み 朝日れすか編集室 TEL 04-7143-4021
柏市旭町1−4−19吉野ビル3階(柏駅西口徒歩3分)
平日10時~17時。定員になり次第、締め切り。

東葛ご近所で楽しむ光の競演

印西イルミネーションメインツリーと光の並木道

黄金(KOGANE)イルミネーション
 松戸・北小金駅南口駅前の高さ12㍍のシンボルツリーを中心に装飾。2月14日㈮まで。17時~23時。
 問同実行委員会(047・347・8001)。

イルミライ★INZAI
 千葉ニュータウン中央駅を中心に約60万球のLEDが輝く。1月26日(日)まで。17時~21時。
 問同市経済振興課(0476・33・4477)。

北柏ふるさと公園
 手賀沼畔の水辺公園。光のゲートが人気。2月2日(日)まで。16時30分~21時。
 問柏市みどりの基金(04・7160・3120)。

新鎌ケ谷イルミネーション
 新鎌ケ谷駅北口駅前広場やアクロスモール新鎌ケ谷店が約5万個の電飾で彩られる。2月16日(日)まで。16時30分~24時30分。
 問同市企画財政課(047・445・1073)。

滝前不動 新春竹宵
 500本以上の手作りの竹灯篭とオブジェで本堂、参道をライトアップ。幻想的な空間をお楽しみに。12月21日㈯~1月13日(月・祝)まで。16時30分~22時。
 場所/滝前不動(我孫子市岡発戸1271)
 問NPO法人住み良いまちづくり研究所(090・6503・2084)。  

柏市新春寿ぐ七福神めぐり

1/11 かしわ七福神

 かしわ七福神の会(中山悠一朗代表)主宰の「七福神巡りと正月料理の会」が1月11日に行われ、参加者25人を募集中。
 今回も、柏の歴史アンバサダー高野博夫さんによる解説付き。福の街・柏を巡って七福神に参拝し、御朱印をいただき、正月料理を楽しむ一日を。12/25締切。
 貸し切りバスで①大黒天(慈本寺)②弁財天(神明社)③布袋尊(福満寺)④寿老人(戸張香取神社)⑤福禄寿(豊受稲荷本宮)⑥毘沙門天(花井山大洞院)⑦恵比寿天(旭町香取神社)のルートです。昼食はハート柏迎賓館で。
日時/新年1月11日㈯ 9時~15時30分
集合/柏駅東口バス乗場
参加費/7000円(食事、色紙、印判代など含む)
▼申し込みは、かしわ七福神の会代表の中山さん(04・7174・0248)。  

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